この文書は、自然言語としての日本語が持つ冗長性や曖昧性を排除し、完全に明瞭で論理的なコミュニケーションを可能にすることを目的として設計された新しい文法体系「日本文法論理」の仕様を定めるものです。本体系は、人工言語ロジバン(Lojban)の論理的明晰性と、エスペラント(Esperanto)の極端な規則性を参考に、日本語の語彙と基本構造を活かしつつ、以下の5つの基本原則(公理)に基づいて構築されています。
全ての語は「語根」と「品詞語尾」から構成されます。品詞語尾は、その語の基本的な文法カテゴリーを明確に区別します。
<table header-row="true">
<colgroup>
<col width="100px">
<col width="100px">
<col width="250px">
<col width="200px">
</colgroup>
<tr>
<td><b>品詞</b></td>
<td><b>品詞語尾</b></td>
<td><b>機能</b></td>
<td><b>例(語根: 食)</b></td>
</tr>
<tr>
<td>名詞</td>
<td><b>-オ</b></td>
<td>事物、概念、場所など</td>
<td>食オ (食べ物/食事)</td>
</tr>
<tr>
<td>動詞</td>
<td><b>-ウ</b></td>
<td>動作、状態、関係など</td>
<td>食ウ (食べる)</td>
</tr>
<tr>
<td>形容詞</td>
<td><b>-ア</b></td>
<td>性質、状態(名詞を修飾)</td>
<td>美ア (美しい)</td>
</tr>
<tr>
<td>副詞</td>
<td><b>-エ</b></td>
<td>動作、状態を修飾</td>
<td>速エ (速く)</td>
</tr>
</table>
動詞と形容詞の活用は完全に規則的であり、例外を一切認めません。時制・相の接尾辞を拡張し、より詳細な時間的・動作的側面を表現します。
動詞は語根に時制・相の接尾辞を付加することで活用します。
<table header-row="true">
<colgroup>
<col width="100px">
<col width="100px">
<col width="250px">
<col width="200px">
</colgroup>
<tr>
<td><b>活用形</b></td>
<td><b>接尾辞</b></td>
<td><b>機能</b></td>
<td><b>例 (食ウ)</b></td>
</tr>
<tr>
<td>非過去</td>
<td><b>-ウ</b></td>
<td>現在、未来、習慣</td>
<td>食ウ (食べる)</td>
</tr>
<tr>
<td>過去</td>
<td><b>-イ</b></td>
<td>完了した動作、過去の状態</td>
<td>食イ (食べた)</td>
</tr>
<tr>
<td>進行相</td>
<td><b>-ル</b></td>
<td>動作の進行中</td>
<td>食ル (食べている)</td>
</tr>
<tr>
<td>完了相</td>
<td><b>-タ</b></td>
<td>動作が既に完了している状態</td>
<td>食タ (食べ終えた)</td>
</tr>
<tr>
<td>未来相</td>
<td><b>-ク</b></td>
<td>これから動作を行う意図・予定</td>
<td>食ク (これから食べる)</td>
</tr>
<tr>
<td>否定</td>
<td><b>-ン</b></td>
<td>動作の否定</td>
<td>食ン (食べない)</td>
</tr>
</table>
文の明瞭性を保つため、表記には以下の規則を適用します。