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Velthari(ヴェルタリ)— タイトリア語の自称。「紡がれた音」を意味する。

この言語は既存のいかなる自然言語にも基づかず、独自の論理体系によって構築されている。

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1. 音韻体系 / Zhënar Thünëku

1.1 母音(Völë)

タイトリア語は 7母音体系 を持つ。

記号 音価 口の形の説明
a /a/ 口を大きく開く、最も開放的な音
e /e/ 口を横に軽く引く
i /i/ 口を狭く横に引く
o /o/ 口を丸く中程度に開く
u /u/ 口を丸く狭める
ä /æ/ 口を横に開きつつ下げる
ü /y/ 口を丸く狭めつつ前方に突き出す

母音 äü は「変容母音(Völë Tharnë)」と呼ばれ、感情的・抽象的な語に多く現れる傾向がある。

1.2 子音(Krëth)

15子音 を持つ。

記号 音価 調音の説明
v /v/ 唇を軽く噛み、振動させる
l /l/ 舌先を上顎に当て、横から息を流す
t /t/ 舌先を上顎に当てて弾く
r /ɾ/ 舌先を一回弾く
s /s/ 舌先と上顎の間から息を出す
n /n/ 舌先を上顎に当て鼻から息を出す
k /k/ 舌の奥を上顎に当てて弾く
d /d/ 舌先を上顎に当てて振動させつつ弾く
m /m/ 唇を閉じて鼻から息を出す
zh /ʒ/ 舌を持ち上げ、広い隙間から振動させる
f /f/ 唇を軽く噛み、息だけ出す
p /p/ 唇を閉じて弾く
b /b/ 唇を閉じて振動させつつ弾く
h /h/ 喉から息だけ出す
g /g/ 舌の奥を上顎に当てて振動させつつ弾く

1.3 音節構造

(C)(C)V(C) — 子音は最大2つまで連続可能。母音は必ず1つ核として存在する。

許容される子音連結(語頭): dr, br, th, kr, sh, zh, fl, gr, pl, tr, sl, vr

例:drashi(大地)、brüna(山)、thünë(歌)

1.4 気分調(Ësthi Zhënar)

タイトリア語は音の高低で語の意味を変えるのではなく、文全体の「気分」を声調で表す独自の体系を持つ。

気分調 記号 用法
平調(Thëra) 無標 中立的な叙述・事実の報告
昇調(Zöra) 文末母音に ´ 意志・希望・未来への志向
降調(Nëlva) 文末母音に ` 回想・完了・過去への振り返り

2. 文法体系 / Fëlthnar Velthariku

2.1 語順